「日本への一時帰国、WiFiレンタルはどこを選べばいいの?」WiFiレンタルは会社もプランも多すぎて、毎回あちこち見比べるのは大変です。
私自身、海外在住歴20年。何度も一時帰国して、そのたびにWiFiをレンタルしてきました。20年も繰り返していると、一時帰国中にWiFiをどんな場面で使うのか、何が大事なのかが自然とわかってきます。
そこでこの記事では、その一時帰国者の視点で、尖った特徴を持つ4社を選んでみました。似たようなサービスや、特徴があいまいなものは、あえて入れていません。
「だいたいここにしよう」と決めている方や、前回と同じところで借りるつもりの方も、一度目を通してみてください。あなたの旅にもっと合う、尖ったサービスが見つかるかもしれません。読んだうえで「ここまで極端な強みはいらないな」と思って、いつものところに決めるのも、納得のいく選び方です。
自分の旅に合う「決め手」で選べば、迷う時間はぐっと短くなります。
最初に結論|一時帰国のWiFiレンタルはこの4社から選ぶ


種類が多すぎて、結局どれを選べばいいのか分からない…

大丈夫。一時帰国なら「何を一番優先するか」で、4社のどれかに決まるよ!
一時帰国でWiFiをレンタルするなら、多くの方にとって大容量は必須条件だと思います。この記事で紹介する4社は、どれも大容量プランが使えることを大前提に、そのうえで尖った特徴を持つサービスを選んでいます。
スマホが最低限つながれば十分という方は、WiFiを持ち歩かずに済むeSIMが便利です。私のおすすめはJETPAC。eSIMとしての使いやすさに加えて、フライトが遅れたときに空港ラウンジを無料で使える特典など、旅をちょっと楽しくしてくれる遊び心のあるサービスがついているのがユニークです。

次の4つから、自分の旅に合う「決め手」で選んでください。
| 決め手 | サービス | 料金の目安 | 容量 | 受取・返却 |
|---|---|---|---|---|
| 空港の有人カウンターで受取・返却 | WiFiレンタルどっとこむ | 1日700円〜 (30日9,800円) | WiMAX機種は制限なし※ | 空港の有人カウンター(宅配・コンビニも可) 空港カウンターで返却可 |
| 無人の端末で、スタッフがいない時間も受取・返却 | WiFiBOX | 完全無制限 1日1,390円 (10日以上は1日488円) | 完全無制限 (1日840円のプランは3GB/日まで) | 空港・駅・コンビニなど全国750か所以上のセルフ端末(24時間使える場所もあり) 別の場所で返却可 |
| 制限なしの無制限を、いちばん安く | WiFiGO | 1日780円〜 30日7,350円(1日あたり約245円) | データ無制限※ | 宅配のみ |
| 2週間までの短期なら最安 | 縛りなしWiFi短期 | 1日473円(14日まで) 15〜31日は一律7,095円 | 1日10GBまで | 宅配(送料660円) 郵送で返却(送料は自己負担) |
※WiMAXのエリア内で使う場合。料金は2026年11月時点・税込。どのサービスも「無制限」とうたっていても、それぞれ条件や制限があります。詳しい特徴と注意点は、このあと順番に解説します。
一時帰国でのWiFiレンタルの便利な使い方

大容量のWiFiが1台あれば、一時帰国中の通信はかなりシンプルになります。一時帰国ならではの便利な使い方を紹介します。
1人で帰るなら、WiFi 1台で通話もネットも完結
LINEやWhatsAppなどの通話アプリを使えば、電話もメッセージもネットも、WiFi 1台で全部まかなえます。日本の電話番号がなくても、家族や友人との連絡には困りません。
さらに空港で受け取って空港で返却すれば、日本に着いた最初の瞬間から、出国するギリギリまでずっと使えます。
家族で帰るなら、WiFiは1台+はぐれたとき用にeSIM
家族で帰るときは、メインの1人がWiFiを持ち歩き、みんなでつなぐのが基本です。ほかの家族は、はぐれたときに備えて小容量のeSIMを入れておくと安心です。ふだんの通信はWiFiだけで十分足ります。
海外のSIMはそのまま。銀行の認証SMSも受け取れる
WiFiにつなぐだけなので、スマホのSIMを入れ替えたり、eSIMの設定を変えたりする必要はありません。海外の電話番号も生きたままなので、銀行やクレジットカードの認証SMS(2段階認証)もそのまま受け取れます。海外在住者にとっては、意外と大きな安心材料です。
ただし、海外のSIMでSMSを受け取るときは、ローミングの設定に注意が必要です。目的に合わせたスマホの設定方法や、思わぬ高額請求を避けるコツは、こちらの記事で詳しく解説しています。

eSIMがつながらないときのバックアップ回線にも
eSIMを使う人にとっても、WiFiがあれば、eSIMがうまくつながらないときのもう1本の回線になります。通信手段が2つあれば、到着直後のトラブルにも落ち着いて対応できます。
① WiFiレンタルどっとこむ|空港の有人カウンターで受取・返却するなら
私が前回の一時帰国で使ったのが、WiFiレンタルどっとこむです。料金は安い方ではありませんが、日本に着いたその場で受け取り、出国の直前まで使えるのが最大の魅力です。
決め手は「空港の有人カウンター」
全国10空港・18か所にカウンターがあり、到着したらその場で受け取り、帰りは出国前にカウンターで返すだけです。スタッフがいるので、使い方がわからないときもその場で相談できます。羽田空港の第3ターミナルには夜間のカウンターもあり、深夜・早朝の便でも受け取れます。
機種が多く、田舎の実家でも安心
4キャリアに自動でつながる完全無制限の機種(K4など)や、WiMAX、ソフトバンク回線など、滞在先に合わせて選べます。私もK4を使って地方に滞在しましたが、山間部でも問題なくつながりました。
注意点
- 料金は4社の中で高め:完全無制限の機種で、1日960円、31日9,275円です(2026年11月時点・税込)。ほかに受取・返却の手数料がかかります。
- カウンターは営業時間内のみ:羽田以外の空港では、深夜や早朝に着くと受け取れないことがあります。
- 「無制限」でも1日の上限がある機種がある:申し込むときは、機種ごとの条件を確認しましょう。
営業時間を気にせず、無人の端末で受け取りたい方には、次に紹介するWiFiBOXが向いています。
実際に使った感想や、空港カウンターの一覧、返却方法の詳しい説明はレビュー記事にまとめています。

到着する空港にカウンターがあれば、WiFiレンタルどっとこむがいちばん手軽です。
② WiFiBOX|無人の端末で、自分の都合のいい時間に受け取り・返却
WiFiBOXは、空港や駅、コンビニなどに置かれた無人の端末で、WiFiを自分で受け取り・返却できるサービスです。カウンターに並ぶ必要がなく、設置場所によっては24時間使えます。
「飛行機が遅れて、着いたときにはカウンターが閉まっていたらどうしよう」。有人カウンターで受け取るWiFiレンタルには、こんな心配がつきものです。私もWiFiレンタルどっとこむを使ったとき、営業時間内に空港に着けるかどうか、ずっと気になっていました。飛行機の遅れは、いつ起きてもおかしくありません。
深夜や早朝に着く便を使う方や、いつも乗る便がよく遅れて心配な方には、無人の端末で受け取れるWiFiBOXが向いています。24時間使える場所を受け取り場所に選んでおけば、到着が何時になっても慌てずにすみます。
決め手は「無人の端末」と「どこでも返せる」こと
全国750か所以上に端末があり、メールで届くQRコードをかざすだけで受け取れます。借りた場所とは別の場所で返せるので、「到着した空港で借りて、帰りは別の空港で返す」「実家の最寄り駅で受け取る」といった使い方もできます。受取・返却の手数料はかかりません。
大容量なら「完全無制限」プランを
料金は、完全無制限が1日1,390円です。10日以上なら30日パックになり、1日488円まで下がります(2026年11月時点・税込)。端末はモバイルバッテリーにもなるので、外出が多い日も安心です。
注意点
- 安い「無制限」プランは1日3GBまで:1日840円のプランは、3GBを超えると速度が大きく落ちます。大容量が必要なら完全無制限を選びましょう。
- 使える時間は設置場所ごとに違う:24時間使えない場所もあるので、深夜・早朝に受け取るなら事前に確認しましょう。
- 宅配での受け取りはできない
カウンターで相談しながら借りたい方は①のWiFiレンタルどっとこむ、容量を気にせず長く借りたい方は③のWiFiGO、短い滞在をとにかく安く済ませたい方は④の縛りなしWiFiが向いています。
③ WiFiGO|制限なしの無制限を、長い滞在でいちばん安く
WiFiGOは、宅配で届くWiFiレンタルです。空港カウンターはありませんが、そのぶん料金が安く、無制限の機種を長く借りるなら4社の中でいちばん安く済みます。
決め手は「無制限が30日7,350円」
WiMAX 5Gの無制限機種(X11)が、30日で7,350円(1日あたり約245円)です(2026年11月時点・税込)。同じX11をWiFiレンタルどっとこむで借りると31日9,800円なので、長く借りるほど差が大きくなります。
届け先は実家やホテルでOK。返却はポストへ
自宅や実家、ホテルなど、全国どこにでも届けてもらえます。返すときはポストに入れるだけです。
ただし、空港から実家までの移動中は使えないので、到着直後はeSIMやフリーWiFiでつなぐと安心です。
注意点
- 無制限になるのはWiMAXのエリア内だけ:田舎の実家に滞在する方は、事前にエリアを確認しましょう。心配なら、ソフトバンク回線の無制限機種(601HW、30日7,650円)も選べます。
- 短期だと割安感は小さい:1日だけなら780円です。2週間までの短い滞在なら、④の縛りなしWiFiの方が安くなります。
- 空港では受け取れない
- 沖縄への配送は時間がかかる:15日以上かかることがあるので、早めに申し込みましょう。
1か月前後の滞在で、容量を気にせず使いたいなら、WiFiGO
がいちばんお得です。
④ 縛りなしWiFi短期|2週間までの短期なら最安
縛りなしWiFiの短期レンタルは、1日10GBまで使えるプランが1日473円から借りられる、4社の中でいちばん安いサービスです。空港での受け取りはありませんが、短い一時帰国なら費用をぐっと抑えられます。
決め手は「1日473円」の安さ
14日までは1日473円 × 日数です。1週間なら3,311円、2週間でも6,622円で済みます。15〜31日は一律7,095円なので、3週間でも1か月でも同じ料金です(2026年11月時点・税込)。
1日10GBで足りる?
10GBあれば、高画質の動画でも数時間は観られます。1人や2人で使うなら、ほとんどの日は足ります。
端末はクラウドSIMで、ドコモ・au・ソフトバンクの中から電波のよい回線に自動でつながるので、地方の実家でも安心です。
注意点
- 1日10GBを使い切ると、翌日0時まで待つ必要がある:家族みんなで動画を観続ける日がある方は、③のWiFiGOの方が安心です。
- 受け取りは宅配のみ:送料660円がかかり、使い始めは申し込みの2日後からです。
- 返却は自分で送り、追跡番号の入力が必要:使い終わる日の23:59までにマイページで入力しないと、延滞料がかかります。
- 申し込み後のキャンセルはできない:日程が決まってから申し込みましょう。
- 15日以上借りるなら、WiFiGOと比べて:31日では送料を足すと、WiFiGO(無制限で30日7,350円)とほぼ同じ料金になります。
2週間までの一時帰国で、とにかく費用を抑えたいなら、縛りなしWiFi短期
がいちばん安く済みます。
借りる前に確認|実家や滞在先は通信エリア内?

日本の大部分は、どの回線でもほぼ問題なくつながります。ただ、「うちの実家はかなり田舎だけど大丈夫?」という方もいるはず。WiFiルーターがつながるかどうかは、使っている回線(ドコモ・au・ソフトバンク)によって変わるので、気になる方は事前に確認しておくと安心です。
以下に、主要キャリアの最新サービスエリアマップへのリンクを掲載します:
使いたいWiFiルーターがどの回線を使っているかを確認したうえで、実家や宿泊先、よく行く場所が対応エリア内かチェックしておきましょう。特に山間部や離島では、電波が届きにくいことがあります。
一般的に、山間部や離島、災害時にも強いとされているのはNTTドコモ回線です。地方や電波が不安定になりやすい環境での利用を想定している場合は、ドコモ回線対応のWiFiルーターを選ぶと安心です。
この記事の4社で、回線の面で特に安心なのは次の2つです。
- WiFiレンタルどっとこむの完全無制限(K4など):4キャリアの中から、電波のよい回線に自動でつながります
- 縛りなしWiFi短期:クラウドSIMで、ドコモ・au・ソフトバンクに自動でつながります
一方、WiFiGOのX11などのWiMAXの機種が無制限になるのは、WiMAXのエリア内だけです。田舎の実家に滞在する方は、特に事前にエリアを確認しておきましょう。
4キャリア対応の機種でもつながらなければ、「日本の秘境に来た!」と感動してしまうかもしれません。
Wi-Fiルーター利用時のiPhone設定
Wi-Fiルーターのみを使用してネット環境を整える方もいれば、通話用のSIM / eSIMや海外ローミングと組み合わせて利用する方もいます。一時帰国時の通話・データ通信の組み合わせはさまざまで、それぞれに応じた設定が必要になります。
iPhoneのローミング設定やeSIMとの組み合わせなど、各パターンごとの設定方法については、こちらで詳しく解説しています。

一時帰国の通信環境の全体像
一時帰国中の通信環境は、Wi-Fiルーター、eSIM、日本の電話番号SIM、海外ローミングなどをどのように組み合わせるかによって変わります。
本記事で紹介したようなWi-Fiルーターも、その選択肢のひとつです。
一時帰国時の通信環境をどのように考えればよいか、全体像や選択肢を整理したまとめ記事はこちらです。

まとめ|一時帰国のWiFiは「何を一番優先するか」で選ぶ

一時帰国でWiFiを借りるなら、大容量は必須条件です。そのうえで、この記事では尖った強みを持つ4社を紹介しました。もう一度、決め手ごとに振り返ります。
- 空港の有人カウンターで受け取って、空港で返したい → WiFiレンタルどっとこむ
- 無人の端末で、自分の都合のいい時間に受け取りたい → WiFiBOX
- 制限なしの無制限を、長い滞在でいちばん安く → WiFiGO

- 2週間までの短期を、とにかく安く → 縛りなしWiFi短期

私自身は、空港での受け取り・返却と機種の多さが気に入って、WiFiレンタルどっとこむを使っています。早めに予約して、快適な一時帰国をお過ごしください。
おまけ おすすめ関連アイテム|持ち歩きと盗難防止に便利なグッズ
無制限WiFiルーターを利用する際、通信の快適さだけでなく、持ち歩きやすさや盗難・紛失防止も重要なポイントです。とくに一時帰国中は、WiFiが命綱のような存在になることもあります。地図検索、通話、予約確認、キャッシュレス決済など、すべてがネット接続を前提としているため、ルーターを失うと大きな不便を被ります。
その意味でも、紛失や盗難は極力避けたいところ。しっかりとした携帯方法や見守り対策を講じることで、リスクを最小限に抑えることができます。特に、音声通話もWiFi経由で行う方は、外出中ずっとルーターを持ち歩く必要があるため、次のようなグッズを取り入れると安心です。

Wifiルーターの紛失や盗難に対処するにもWifiルーターがないと困ってしまいますよね。

その通り。だから、私は、バックアップとして、いつでもeSIMを使えるようにしています。でも、無くさないに越したことはありません。

1. ウエストポーチ(またはスリングバッグ)
ルーターを常に携帯するなら、手軽に身につけられるウエストポーチやボディバッグが便利です。スマホや財布も一緒に入れられるタイプなら、身軽に移動できます。軽量で蒸れにくい素材のものがおすすめです。
2. 置き忘れ・盗難防止タグ(Bluetoothトラッカー)
ルーターやウエストポーチに取り付けて使えるBluetoothトラッカーも非常に役立ちます。たとえば「Tile」のような製品は、もう一つのタグやスマホと連携させて、一定の距離が離れるとアラームで通知してくれます。
これにより、置き忘れや盗難のリスクを減らし、特に人混みや移動の多い旅行中も安心です。
ワンポイント:Bluetoothトラッカーはルーター本体に直接取り付けるだけでなく、ポーチやバッグのファスナーに付けておくのもおすすめです。
上記のアイテムを組み合わせて、安全かつ快適な一時帰国ライフをお過ごしください。
一時帰国中のネット通信について、Wi-Fiレンタル・eSIM・VPNなど全体像を整理したまとめ記事をご用意しています。ご自身の滞在スタイルに合わせた最適な通信手段を知りたい方は、ぜひご覧ください。






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