一時帰国と海外旅行に備える医療保険
- 一時帰国のとき、医療保険をどうするか毎回迷ってしまう
- 1ヶ月未満の短期旅行や、数ヶ月の海外滞在──滞在期間によって保険の選び方が変わるのが難しい
- 自分や家族の旅行スタイルに合った保険が知りたいけど、比較が複雑でよく分からない
- 海外在住中でも申し込める「海外発の旅行保険」って実際どうなの?
- SafetyWing や ACS など、海外の保険会社を使ってみたいけど、英語でのやりとりが心配
- 日本の保険と海外の保険、何がどう違うのかを整理して知りたい
そのようなお悩みに答えるべく、このサイトではこれまで保険に関する記事を多数公開してきました。
私はアメリカ在住20年以上。日本では損害保険・生命保険の上級資格を取得し、保険代理店にて約5年間勤務した経験があります。現在は海外在住者としての視点と、保険の専門知識の両方を活かし、実際の比較・検討を重ねながら情報発信を行っています。
本記事では、これまで当サイト「日本帰省手帖」で取り上げてきた一時帰国向け・海外旅行向けの保険記事(計8本)を分かりやすく一覧形式でご紹介しています。
それぞれの記事のポイントを簡潔にまとめながら、一時帰国はもちろん、日本から出発する短期・中長期の海外旅行にも役立つ保険選びのヒントを整理。読者の渡航スタイルやライフステージに応じて、必要な情報にすぐアクセスできる構成にしています。
一時帰国前のチェックリストとして、あるいは海外旅行の準備ガイドとして、ぜひこの1ページをご活用ください。
一時帰国中の医療保険どうする?6つの対策を紹介

海外在住者にとって、一時帰国時の悩みのひとつが医療保険の準備です。
- 一時帰国中の病気や事故に備えておきたい
- 一時帰国の間に健康診断や歯科治療など日本の質の高い医療を積極的に受けておきたい
海外在住者の多くは、この2つのニーズのいずれか、または両方を持っているのではないでしょうか。
一時帰国中の「万が一」に備えたいという慎重派の方、せっかくの機会に日本の医療を活用したいという積極派の方、あるいは、その両方を考えている方も少なくないはずです。
しかし、住民票を抜いている海外在住者は原則として日本の健康保険は使えず、何等かの対策が必要になります。
この記事では、以下の5つの対策を紹介しています:

- 滞在国の医療保険で補償されるかを確認する
多くの方が見落としがちですが、滞在国で加入している保険がそのまま日本でも使えるケースがあります。「そんな手があるの?」と思った方は、この記事が役立つはずです。確認方法や注意点を解説しています。 - 住民票を取得し、国民健康保険や社会保険に正式加入する
海外在住者なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
日本に住民票を戻すことで、国民健康保険や社会保険に加入することができます。
医療費の3割負担で受けられる安心感は大きいですが、住民税や年金など他の負担が発生する点には注意が必要です。また、自治体や健康保険組合によって対応が異なったり、再加入にあたっての審査や条件が設けられているケースもあります。この記事では、実際に加入したことで生じた義務や費用の発生例、手続き上の注意点などを具体的に紹介しています。 - クレジットカード付帯保険
一部のクレジットカードには、海外旅行保険が自動付帯または利用付帯されていることがあります。出国日から一定期間、病気やケガによる医療費がカバーされる可能性があるため、まずは手持ちのカードの補償内容を確認するのがポイントです。ただし、補償期間が短い(たとえば90日まで)、補償額が少ない(例:治療費上限100万円)などの制約もあり、あくまで補助的な保険としての活用が現実的です。この記事では、クレジットカード保険の「自動付帯」と「利用付帯」の違いや、使う際に気をつけるべき条件・落とし穴について詳しく解説しています。 - 日本の民間医療保険
短期滞在者向けの医療保険を提供している日本の保険会社も存在します。
在住国の保険やクレジットカードでは不安という方にとって、比較的手厚い補償を受けられる手段となりますが、契約や加入条件はやや複雑なこともあるため、事前に細かい条件を確認しておく必要があります。この記事では、日本の保険会社が提供する短期滞在者向け医療保険の特徴や、加入時に気をつけるべき具体的なポイントについて解説しています。 - 海外の民間医療保険(一時帰国時に対応可能なタイプ)
海外の民間保険の中には、一時帰国中の日本国内での診療も対象となる保険プランがあります。SafetyWingやACSなどが代表的で、比較的手ごろな保険料で柔軟に契約できるのが特徴です。この記事では、それぞれの保険の補償範囲や使い方の違い、加入時にチェックすべき条件などについて詳しく紹介しています。
また、全額自己負担となった場合のおおよその医療費例も紹介してており、保険に入らなかった場合のリスクとコスト感をつかむこともできます。
海外の民間医療保険

海外で契約できる民間の医療保険の中には、日本への一時帰国中の医療費をカバーできる保険があります。
このブログでは、SafetyWing(アメリカ発)と ACS(フランス発)の2つを中心に、それぞれの特徴や利用シーンを紹介しています。
いずれも共通して、
- 海外在住者が海外からでもオンラインで加入できる
- 契約期間を柔軟に設定できる(月単位・日数指定など)
- 日本一時帰国中だけでなく、日本発の海外旅行にも利用可能
といったメリットがあり、以下のような幅広い方々に適しています:
- ワーキングホリデーで滞在中の方
- バックパッカーや長期旅行者
- 短期〜長期の一時帰国を予定している海外在住者
- ノマドワーカーや、複数国を行き来するフリーランス
保険の柔軟性や国境を越えて使える安心感を重視したい方にとって、有力な選択肢となるでしょう。
ここからは、それぞれの保険について詳しく解説します。
SafetyWing|海外在住者に人気の保険、その実力は?

この記事では、加入条件、補償内容、保険料の仕組みから、申し込み方法、実際のクレーム対応の流れまでを詳しく解説しています。
最大の特徴の一つは、若年層にとってコストパフォーマンスが非常に高いこと。
特に、大人1人につき10歳未満の子ども1人の保険料が無料になる仕組みは、子育て世代にはうれしいポイントです。
また、「Adventure Sports」オプションを追加することで、スキーやスノーボードなどのリスクスポーツも補償対象に含めることが可能です。アクティビティを予定している旅行者にとっては、柔軟な設計となっています。
ACS|年齢による保険料の差がない、ユーロ圏向け保険

ACS(Assurances Courtages et Services)は、フランス発・ユーロ建ての民間旅行保険で、日本を含む世界各国で利用可能です。
この記事では、加入条件、補償内容、保険料の仕組み、申し込み方法、実際のクレーム対応の流れまでを詳しく解説しています。
ACSの大きな魅力の一つは、加入可能年齢内であれば保険料が年齢に関係なく一定である点です。
そのため、40代・50代以上の方でもリーズナブルな料金で加入でき、比較的シニア層にやさしい設計となっています。
また注目したいのが、個人賠償責任に対する補償額が非常に手厚いという点です。
ACSでは、対人・対物事故に関する個人賠償責任の補償額が最大450万ユーロ(約8億円)と、日本の多くの保険と比較しても圧倒的な水準です。
これは、「訴訟社会」「補償社会」といわれるヨーロッパの文化や価値観を反映した設計であり、現地での暮らしや旅行中の万が一に備えるには非常に安心感があります。
「郷に入れば郷に従え」という言葉の通り、ヨーロッパを旅行・滞在する際には、その土地の法制度やリスクに即した保険を選ぶことも大切です。そういった意味でも、ヨーロッパ仕様の保険であるACSは、現地での生活や旅にフィットする選択肢といえるでしょう。
さらに、スキー・スノーボード・スカイダイビング・ボブスレー・トライアスロンなどの「リスクスポーツ」に関しても、わずかな追加料金で補償対象に含めることができます。
これはSafetyWingでも「Adventure Sports」オプションとして用意されている仕組みと同様で、どちらもアクティビティを伴う旅行に対応しやすい柔軟な設計となっています。
ACSは一時帰国中の医療保険としての利用はもちろん、ユーロ圏への旅行やフランスへの長期滞在を予定している方にも適した複数のプランを展開しており、欧州滞在を視野に入れている方は一度チェックしてみる価値があります。
海外旅行保険で困らないための英語サポート記事|申込・受診・請求まで完全対応

SafetyWing や ACS などの海外発の保険を利用する場合はもちろん、日本の保険を海外で使う場合でも、
保険会社とのやり取りや、病院での書類取得は英語対応が必須になるケースがほとんどです。

このサポート記事では、「海外で保険を使うときに、実際に必要になる英語」を、以下のように場面別・目的別に整理して解説しています。
- 海外旅行保険を理解するための基本英語
(補償内容・免責・claim / coverage / deductible など、最低限押さえておきたい用語) - 保険金を請求するときの英語表現と注意点
(保険会社への連絡メール例、状況説明の書き方、よくあるNG表現) - 海外旅行保険の請求に必要となる証明書と英語表記一覧
(Medical Certificate / Receipt / Diagnosis など、何が必要でどう書かれているか) - 保険会社へメールで連絡するときの英文テンプレート
(初回連絡・追加書類の提出・進捗確認など、そのまま使える文例) - 病院の受付で、診断書や領収書を依頼する際の英語表現
(「保険会社に提出するために必要です」と伝える実践フレーズ) - 海外で体調や症状を説明するための英語表現
(腹痛・発熱・ケガ・慢性的な症状など、よくあるケース別表現) - 病院で使える “ちょっとしたジョーク” やユーモア表現
(場を和ませたいときや、緊張をほぐしたいときに使える一言ネタも紹介)
このように、「保険金請求に必要な英語」と「病院で実際に使う英語」の両方を網羅しているのが、この記事の大きな特徴です。
海外保険を選ぶだけでなく、「使い切る」ためには英語での対応力も重要な備えのひとつ。
SafetyWing や ACS を検討している方、日本の保険を海外で使う予定のある方は、事前に目を通しておくと安心できる実用記事です。
SafetyWing・ACSと日本の医療保険を徹底比較

日本の医療保険は、その設計や考え方に日本独自の文化的・制度的背景が色濃く反映されています。
選択肢はいくつかありますが、基本的な構造はどれも似ており、海外発の医療保険とは異なる特徴や考え方を持っていることが多いのが実情です。
このセクションでは、日本の代表的な医療保険と、SafetyWing・ACSを比較しながら、保険のスタイル別に最適な選択肢を検討できるよう構成しています。
具体的には、以下の3つのケースに分けて比較していきます:
- 一時帰国(数週間〜1ヶ月程度)
- 短期の海外旅行(数日〜2週間程度)
- 長期の海外旅行・海外生活(数ヶ月〜年単位)
それぞれのニーズに合わせて、日本の保険会社の中からよく選ばれているものを1つずつ取り上げ、海外保険2種との違いを整理します。
「どれが一番いい保険か?」ではなく、「自分に合っている保険はどれか?」を見つけるためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。
一時帰国におすすめの医療保険比較|東京海上日動・SafetyWing・ACS

この記事では、一時帰国におすすめの医療保険として、東京海上日動(日本の代表的な保険会社)の海外旅行保険(いわゆる「逆海外旅行保険」)を軸に、SafetyWingとACSと比較しています。
それぞれにメリットがありますが、保険料・補償範囲・年齢や家族構成との相性によっては、海外発の保険のほうが明らかに有利になるケースも存在します。
特に、東京海上日動が提供する「Tokio Omotenashi Policy」は、Visit Japan Webでも外部リンクにより案内されるなど、いわば日本で一番有名な逆海外旅行保険プランの一つです。しかし実際に補償内容・保険料・柔軟性などを詳細に比較してみると、SafetyWingやACSといった海外発の保険の方が、内容が手厚く・保険料も抑えられているケースが多く、非常にコストパフォーマンスに優れています。
たとえば:
- 39歳以下で子連れ帰国の場合は、SafetyWingのEssentialプランが非常に高コスパ。大人1人につき10歳未満の子ども1人が無料で加入でき、補償範囲も実用的。
- 40歳以上で家族連れの場合は、ACS Globe Travellerが強力。子ども無料特典はないものの、補償内容が一段階手厚く、保険料も年齢固定でわかりやすく割安です。
- 単身や夫婦のみで保険料を最小限に抑えたい方には、ACS Globe Partnerが最安クラス。SafetyWing Essentialもドル建てを希望する方に人気があります。
- 高額医療や慢性疾患への備えを意識するなら、SafetyWing Complete や ACS Globe Traveller のように、がん・精神医療・予防ケアもカバーするプランが安心。
- 65歳以上の方や、日本語のサポートを重視する方には、東京海上日動の逆海外旅行保険が最有力。日本語サポート・キャッシュレス対応・補償無制限という安心感があります。
このように、一時帰国の保険は「日本の保険が安心」という先入観だけで選ばず、家族構成・年齢・滞在目的などに合わせて柔軟に比較することが重要です。
つい日本に帰って「すすめられるがまま」日本の保険に加入してしまいがちですが、この場面においては、海外発の保険の方がわかりやすく有利になることも多く、最も比較しがいのあるシーンの一つです。
短期の海外旅行におすすめの保険比較|たびとも・SafetyWing・ACS

この記事では、1ヶ月未満の短期海外旅行に適した医療保険として、日本の「たびとも(東京海上日動)」を軸に、SafetyWingとACSと比較しています。
保険料や補償内容を年齢層・家族構成ごとに比較した結果、短期旅行でも人によって「最適な保険」は大きく異なることがわかります。中には、海外発の保険の方が圧倒的に安く済むケースも。
以下のように、各ケースごとのおすすめ保険が紹介されています:
- 若年層・単身旅行:ACS Globe Partner(補償も十分で最安クラス)
- 若年層・子ども1〜2人の家族旅行:SafetyWing Essential(子ども無料特典が効く)
- 若年層・子ども3人以上の家族旅行:ACS Globe Partner(全員分加入が必要でも割安)
- 中高年・単身:SafetyWing Essential または たびとも(どちらもバランス型)
- 中高年・子連れ家族:SafetyWing Essential または ACS Globe Traveller(補償手厚め)
- シニア層(65歳以上):たびとも(年齢制限なしで補償内容も安定)
- 死亡・重度障害への備え重視:たびとも(高額な傷害死亡補償)
この記事では、「旅行先の医療費が高額になりやすいかどうか」や「クレジットカード保険との併用」といった実践的なアドバイスも多数掲載されています。1か月未満の旅行でも、家族構成や年齢によって損をしない保険の選び方が異なるので、ぜひチェックしておきたい内容です。
中長期の海外旅行・滞在向け保険比較|たびほ・SafetyWing・ACS

この記事では、1か月以上の中長期の海外旅行や滞在に適した保険として、日本の「たびほ(ジェイアイ傷害火災)」を軸に、海外発のSafetyWingとACSの3つを比較しています。
短期旅行と異なり、長期になると「どの保険を選ぶべきか」は、年齢・滞在国・渡航期間・予定の確定度・途中変更の有無など、“条件”だけで選択肢がほぼ決まってしまうケースが多いのが特徴です。
以下は、代表的なケース別のおすすめ保険です:
- “補償無制限”の安心感がほしい → たびほ
- 65歳以上のシニアの方 → たびほ
- 死亡時に家族へまとまったお金を残したい → たびほ
- 海外でキャッシュレス診療を使いたい → たびほ
- 2か月以上の観光・商用滞在 → SafetyWing または ACS
- ノマド・バックパッカーなど、自由に国をまたぐ方 → SafetyWing または ACS
- 世界中どこからでも申し込みたい → SafetyWing または ACS
- 保険の更新・延長を自由に行いたい → SafetyWing または ACS
- ヨーロッパ圏での訴訟リスクに備えたい → ACS
- 危険スポーツ(スカイダイビング・ボーダークロス等)をする予定がある方 → ACS
やはり「コスパ」が気になるという方のために、SafetyWing Essentialの「大人1名につき10歳未満の子ども1名が無料」になる特典や、各保険の「保険料1万円あたりで受けられる最大補償額」の比較なども行っています。
長期滞在を予定している方や、条件が複雑で保険選びに迷っている方は、まずこのページを起点にすることで、効率よく最適な保険にたどり着けるでしょう。
自由な旅の保険には海外発のSafetyWing・ACSがおすすめ

出発前にすべてを決められない。旅をしながら滞在先や期間を決めたい──
そんな「自由な旅」に対応できる保険を探しているなら、日本の保険は実は不向きです。
ワーホリ中に近隣の国を訪れたり、ノマド生活で国を移動したり、国境をまたいで気ままに旅を続けるバックパッカーや世界一周旅行。
こうした予定が流動的なスタイルに、日本の保険が対応できない最大の理由は、**「日本出発前にすべて(期間・国・内容)を確定させなければ契約できない」**というルールにあります。
一方、海外発の保険(SafetyWing・ACS)であれば、
- 渡航後に加入できる
- 滞在先の変更や延長にも柔軟に対応
- 世界中どこからでもオンライン申込みOK
といった、自由な旅に必要な柔軟性を備えています。
この記事では、そんな自由度の高い海外発保険のメリットと違いを、SafetyWingとACSを軸に比較しながら紹介しています。
海外で活躍する人のための保険 まとめ

海外在住者や長期渡航予定の方にとって、「医療保険をどうするか」は、旅や生活の安心を支える大切なテーマです。
本記事では、一時帰国時の医療保険、短期旅行保険、中長期滞在向けの保険、そして柔軟な旅に対応する保険まで、さまざまなケースに応じた8つの関連コンテンツを紹介してきました。
海外在住者にとっては「住民票がないと日本の保険が使えない」などの制約があり、現地の保険や海外発の保険を活用する必要性が高まります。特に、SafetyWing や ACS といった海外発の保険は、柔軟な契約期間・オンライン申込み・世界中での対応など、日本の保険にはない利便性が多くのケースで力を発揮します。
さらに、「日本の保険 vs 海外の保険」の違いを比較した記事や、「保険を使いこなすための英語表現集」など、実践的なノウハウも紹介しています。
どの保険が正解かは、あなたの「年齢」「家族構成」「旅のスタイル」「目的地」などによって変わります。だからこそ、このまとめ記事を起点に、自分に合った保険を選ぶためのヒントを見つけていただけたら幸いです。
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